木彫

コーナーテーブル制作過程 その5


5月2日(日) 菱形の窓の部分を掘り始める。

いちばん面倒そうなアザミから。

深く彫る予定のため
大まかな輪郭に三角刀を入れる。
5月2日(日) 今回は皮の指サックを使ってみた。
左の親指の爪で刀を押す癖があるので、深彫りを急ぐ場合は良いガードになる。

菱形の輪郭は印刀で仕切って浅丸刀で落とす。
5月2日(日) 葉の部分が込み入っている。
地を落とすのが予想以上に大変。
5月2日(日) 地をざっと落とした。

使った刀は主に、9ミリの印刀、12ミリの浅丸刀、4.5の三角刀、4.5のハマグリ。

4.5のハマグリは立込みと落としの両方出来るので、このようなやや細かい地を落としていくときに便利だ。
5月2日(日) 次に同じ板にあるフクジュソウ。

アザミと同様に落としていく。
5月2日(日) ぎざぎざの間を深く落とすのが大変なので、葉の動きをつけながら落としていくことにする。
5月2日(日) 落としてから図柄を描いてまた落とした。

上記の刀の他に3ミリの平刀、3ミリの丸刀、1.5の平刀、1.5の三角刀などを使う。

この材料はテーブルで厚板、のわりに幾何学文様は浅彫り。菱形部分は深彫りしたほうが格好いいので思いきって彫らねば。
5月2日(日) フクジュソウのほうもちょっと深くした。こっちのほうが地の落としは楽。10倍以上違うんじゃないかと思う。

今日は真面目に彫った。ほぼ1日中彫っていた。