木彫

2006年

雷鳥のレリーフ制作過程 その10

4月3日(月)

枠は5本のカマボコ型を基本に
所々に小さな幾何学文様を入れる
ことにした。

枠の幅が60ミリなので
9、14、 14、14、9ミリに分割。

今日は21:30〜23:00

三角刀仕事なので
あまり続けて彫ると手を痛める。
気をつけねば。

 


4月6日(木)

溝を深くした。
両端も面取りした。

休み休みここ3日間の作業。

 


4月11日(火)

1本ずつ丸めた。
まず平刀で角を落とし
もう一度三角刀を入れ
さらに鋭角な三角刀を入れ
溝を深くした。

4月11日(火)

中板を入れて様子を見た。
中の彫りに対して
外の線が少し強い。

細かな文様のダミーを貼ってみた。
このくらいの分量でよさそう。

4月11日(火)

ひとつずつはこんな感じ。

今日は
15:00〜24:00
休みながら。

 


4月13日(木)

側面にも1本三角刀を深く入れ
面取りをした。

今日は2時間くらい。

 


4月17日(月)

14日〜今日でこのくらい進んだ。

といってもこの写真では
よくわからない。

4月17日(月)

このようにきちんと整えたのが半分。

4月17日(月)

このように粗彫りなのが半分。

手順をメモしておくと

丸の場所に14ミリ幅の線を描く。
平刀で立て込んでおく。
6ミリの浅丸で丸は4箇所立て込む。
三角部分を1.5の曲平刀で取る。
というのが粗彫りで
その後表面を整える。

この4日間
1日平均5時間くらい。

 


4月23日(日)

側面も3本のカマボコ型にした。

側面は安定せず彫りにくい。
1周が長いので手が疲れる。
測ってみたら240センチだった。

4月23日(日)

丸の中に細かい文様を入れた。
遠くからではわからないくらいの彫り。
27個、全部違う柄にした。
この丸を取りたそうにしてもらえれば
正解。

枠はこれでほぼ終わり。

18.19.20.21.23日
1日平均3時間くらい。