きまぐれ日記-7
2000年12月1〜9日
 


12月9日(土)
押し入れをかたづけてたらサインペンが出てきた。
紙に描くのは楽しいね。 線が描きやすいよ。


12月8日(金)
ここ2.3日考えを文章にまとめる練習をした。 どうも苦手だからだ。
やはりちゃんとは出来ないが、 訓練訓練なのだ。
以下動物園をなんとか続けて欲しいことをまとめた文章。

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私は動物園がなくなるのはさびしい。
動物園はあってよい。と思いたいのだ。
動物園で動物を見たいのだ。

「動物園ーー生態を公衆に見せ、 かたわら保護を加えるためと称し、
捕らえてき来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、 狭い空間での
生活を余儀なくし、 飼い殺しにする、人間中心の施設。」
と、新明解国語辞典に載っていたことがある。
その通りだ。その通りなんだが、と思うのだ。

動物をよく見ることは動物を身近に感じることである。
動物を身近に感じることは動物に興味を持ち
動物のことをよく考えるきっかけだ。
どうして今こうしているのか、
どのように動くのか、それはどうしてか、
どこからどうきたのか、 食べ物はどうしているか、
本来の場所は生活はどうなのか、
環境や物に対する反応はどうだ、 仲間同士の行動はどうだ、
情報の伝達手段や、最初からある性質、ものの捉え方。
そして動物の視点でいろんなことを見ようとすることができる。

動物園で多くの動物を見ると、 その種類の多さに感心し、
人間もそのほんの一部であることがわかる。
そして、人間とそれ以外の動物との共通点や違いを考えることになる。
動物はいったいなぜ種に分かれているのだろうとも考える。

街の中で暮らしていれば人間しかいないも同然だ。
いるのは犬猫鳥くらいだ。
他の動物にほとんど関係なくすごしている。
もっと多くの動物を知るきっかけが欲しいのだ。

これは人間の勝手な喜びのためのこと。
身勝手と言われてもしかたない。

しかし、人間はそれどころじゃない身勝手をふるってしまいがちだ 。
必要以上に大きいことをやる力をもっている。
人間は大きな集団になり、分業をすすめ、作業を効率化し
伝達能力を高め、輸送能力も高め、余力をもった。
そして新しもの好きになり、好奇心が旺盛になり、
いろんなものを観察したり集めたり考えたり開発したりしている。

人間は移動の手段を進め、大型機械を創り出し、大型建造物をつくり、
木を伐採し、地面を固め、大きな街をつくっている。
大工業地帯やダム、原子力発電所をつくっている。
やることが大きすぎる。大規模にやりすぎだ。
地球を人間が分割しすみからすみまでを誰のものかを決めている。
人間はテリトリーを拡げすぎている。

そこでほかの動物のことも考えた方がいい。
考えてもどうしようもないことがとても多いに違いないが
考えないよりましだ。

動物にもテリトリーはある。あるが、もっと狭い。
動物は他の動物のことを考えてるとは思えない。そんな暇はないのだ。
人間だってつい最近までそんな暇はなかった。
自給自足でとてもいそがしかった。
お互いさまなら特に考えることもない。
それぞれに精一杯生活していればよい。
しかし人間は動物界で異常なのだ。
ほぼこわれている動物といえる。

他の動物をもっと知り、動物全体に目を向けてみよう。
動物を考えると植物を考え、そして土や水、微生物や細菌、
海川森、空気そして地球のことも考えることになる。

では本来の動物を見に行けばいい。
出来ることならそうしたい。
しかし、これはまた大変なのだ。
多くの動物は分散して住んでいる。
そして目立たないように住んでいる。
ものすごい労力とお金と時間と覚悟がいる。
色々な動物を見ようとなると、 ほとんど動物探しに一生をかけるようなことになる。
恐縮ではあるが動物園に頼りたい。

実際に動物を見なくてもいいのではないか。
映像がある。という考えもある。
動物ものの映像はとても興味深く、感心することも多く、
テレビがあってほんとに有り難いと思うほどのものが多い。
手軽に見れるし、いろいろなことを知る。
しかし逆にまた、たかが映像なのである。
見れるのは平面、短時間、切り取られている。
そして、もうすでに作り手の視点をとおっているものだ。
実際に見るのとは全然違うのである。
自分の目で時間を共にし見ることは大きな体験だ。
動物園での動物は本来の生活はしていないが 映像で見るのとはやはり違う。
実感をともなうのだ。

動物のことを上手に伝える人がもっといてくれたら、と思う。
うまく伝えるのには能力がいる。才能が必要で、努力もいるだろう。
そんな才能を持った人にたまたま深い興味を持ってもらうことも重要だ。

動物は生物全体で考えればとても少ない。
そして大型動物になると本当に少ない。氷山の一角にもならない。
動物は動物や植物を食べなければ生きていけない。
植物は水と光で生きていけてえらいと思いもするがそうではない。
微生物が必要なのだ。
地球には最初から土があるわけではない。
本来は岩のかたまりで、無機物である。
土はたいていは有機物の死骸だ、植物の葉などだ。
死骸をまた植物が使えるように土に作り替えてるのは微生物だ。
土無くしてはたいていの植物は育たず、動物も育たない。

人は余力があるのだから視点を変えてものを見ようではないか。
多くの動物を知ることは多くの視点を持てるということにつながる。
そして、人間が注意すべきことを考えよう。
そして必要以上に大きな事はやめよう。
必要なだけの場所をつかおう。
他の動物の場所を残そう。
必要な物だけをつかっていこう。
大規模な森林伐採はやめよう。
もっと土を残そう。
爆弾は落とさない。
動植物を作り替えない。
毒を流さない。
毒をまかない。
動物や植物をむやみにとらない。

動物園が動物にはつらい所であることは多い。
動物をつれてくることにも問題がないわけではない。
つれてくる動物は最小限におさえよう。
もっと動物園の数を減らしてもいい。
工夫改善をしつつなんとか動物園を存続して欲しい。
動物園の監査役を立てるなどして、
動物園を続ける方向で考えていきたい。
考えが浅い利益先行が行われていれば、厳重注意だ。
動物園は気軽な気持ちで作ってはいけない。
経営が困難なら国立にしてもよい。

動物園の人は普通の人よりずっと動物のことを考えてるはずだ。
動物のことを知るはずだ。
そしてわかったことを是非多くの人に伝えて欲しい。

私は動物園で動物を見たいのだ。
動物を見ることは絵や写真や映画などを見るより ずっと楽しい。


12月5日(火)

今日は、HPのファイルのフォルダ整理をした。リンク切れを直すのが大変。
HPの作りは変えてないので見た目には何も変わらない。地味な作業だ。
フレッツに申し込んでおいたら、「おたくの所はまだ対応していない、2月からだ。」 と言う電話がかかってきた。
なにーーーやってるって書いてあったじゃんーーー もうプロバイダ申し込んじゃったもんねーーー
つまんないので前に撮った写真を載っけておく。

12月1日(金)

今日からHPの引っ越し作業に入る。 それと共に内容の見直しも計る。
と、一応宣言だけでもしておこうっと。

 

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