デジカメ日記
 


2004年

9月28日(火)

デジカメマクロ実験!!

つい先日、たまきさんが自作マクロレンズで撮った写真を公開。
虫の足の毛まで写るその大成功ぶりに問い合わせ多数?
そしてたまきさんが自作マクロレンズの写真を公開。
いろんな質問をしたら、ていねいに解説していただいたので
真似しよう!と思ったらカメラが違うので真似できないじゃん。

で、持ってる道具で実験しました。




↑ セットその1

IXY-L + 10倍ミニルーペ

普通の虫眼鏡を2枚あわせてかざして撮ればいいんじゃないかと思ったのだが
ミニルーペを持っていたので試しにあてて撮ってみた。
撮れるではないか!
レンズの小ささがなせる技。






↑ セットその2

IXY + ミニスコープ(手元拡大モード)

手元も拡大できるスコープを持っていたことを思い出した。
スコープに付属品のプラスチックの筒をつけると近くの物が大きく見えるしくみ。
このスコープはIXY-Lには口径が合わないが
IXYだとちょうど口径が合い2倍ズームにするとケラレ(黒丸の影)も消える。








↑ セットその3

CAMEDIA C-2100 + 虫眼鏡×2

このカメラはレンズの口径が大きいので
ちょうどたまきさんが作ったのと同じように作れそうだ。
が、ちょうどいいサイズの虫眼鏡が売ってない。
口径が合うのはこんなスタンド付の虫眼鏡しかなかった。
このスタンドはなんだか便利そうだが
おおげさなので、実験する気がそがれてしまった。
分解組み立てはあとまわしにして
とりあえず2枚をかざして撮ってみることにする。




セットその3で撮った写真↓
人差し指

トリミングなし、縮小
このカメラは本来10センチまでしか寄れないので
これはかなり素晴らしいほう。


原寸をトリミング
1600×1200の部分
まあこんなもんかという感じ。





セットその2で撮った写真↓
マツバボタンのしべ

トリミングなし、縮小
これはかなりアップになるんだけど、
画像がどうしても鮮明にならない。
ピントの深度がないことと
高倍率による手ぶれが原因。


原寸をトリミング
1600×1200の部分
こんなにぼけぼけではちょっと不愉快。






セットその2で撮った写真↓
グラニュー糖

トリミングなし、縮小
置いてある物を撮るのには向いているが
ピントの深度が浅いので
結晶の底面あたりにはピントが合うが上面には合わない。


原寸をトリミング
1600×1200の部分
精度に欠けすぎ。





セットその1で撮った写真↓
ミニサボテン

トリミングなし、縮小
あんまり寄れないのだが
けっこう鮮明に写る。



原寸をトリミング
2272×1204の部分
このカメラは大きなサイズで撮れるので
細かなところまで写る。




セットその1で撮った写真↓
マツバボタン

トリミングなし、縮小
やはり寄りは足りないんだけど
きれいに写る。


原寸をトリミング
2272×1204の部分
原寸表示にしてみて驚いた。

大きな画像はFlickrで。



セットその1で撮った写真↓
マツバボタンのたね

トリミングなし、縮小
ただのアップの写真なんだけど


原寸をトリミング
2272×1204の部分
種ってこんなんだったんだと驚く。

大きな画像はFlickrで。




●考察●

これからは10倍ルーペを持って歩きます。
IXY-Lはいつも持ってるし。
このくらい撮れれば良しである。
この装備のコンパクトさはすごい。

セット2は屋内セッティングの撮影時には使えるかも
セット3はこれから研究の余地があります。

久々に古いカメラを使うことができて楽しかった。
まだ撮れることがわかった。


たまきさんの方法とは全然違うけど
かなりうれしいことを見つけられました。
ありがとう、たまきさん。

日記-81