木彫

2006年

雷鳥のレリーフ制作過程 その1

1月17日(火)

楕円のレリーフを彫ることにした。

サイズは90×60センチ
板厚3センチ
朴材

外から6センチのところに
切り込みを入れてもらい
中落としにした。
外側を額として扱う。

重さは約6キロ

これは2ヶ月くらい前から
用意してあったのだが
下絵がなかなか決まらなかった。

1月17日(火) このように彫ろうと決まったときの
記念すべきラフ。(おととい)

この前に1つ案があったのだが
背景とのかね合いがすっきりしなくて
悩んでいたのだ。



12月に雷鳥にしようと決めて
せっかくなので本を集めた。
前から2冊は持っていたが
今回買った4冊もとてもいい。
本を買えただけでも
雷鳥を彫ることにしてよかったと思う。
1月17日(火) 雷鳥とハイマツと岩とコケモモ
その向こうに丘
その向こうに山。

トレペに描く。

まず手前だけ先に写して
彫り始めることにする。

ハイマツのこまかな入れ具合などは
あとで描く。
1月17日(火) 机に置くとこんな感じ。
1月17日(火) まわりの枠ははずして
中の板を彫っていく。

手前になる部分をざっと
カーボン紙で写す。
1月17日(火) 写したところ。
1月17日(火) 彫り始め。

23:00

今回は彫ってる時間は
正味どれくらいなのかを
記録しようと思う。

三角刀で出来るだけ深く輪郭を取る。

この木は柔らかくて彫りやすい。
ほっとする。
1月17日(火) 何回かにわけて深く入れる。

木が柔らかいといっても
三角刀は疲れるので
休みながら彫るように気をつける。

力加減と書いて貼っておいたほうが
いいかもしれない。
1月17日(火) まわりも落としてみた。
9ミリの浅丸使用。

刀を手前に引いて彫る。

はかどって楽しい。
1月17日(火) 楽しいところ。
1月17日(火) 今日はここまで。

25;00

彫っていた時間
2時間、うち20分休憩



しかしこの制作過程をまとめるのに
1時間半かかってるぞ。